前回に引き続き、インドのデリーの夜遊び、クラブやバーについて紹介していきます。
みなさん、ごきげんよう。Kazuritsarです。
前編の記事では、デリーの小規模なクラブやバーが集まっているコンノートプレイスとハウスカスヴィレッジを紹介しました。まだ見てない人は必ず先にそちらを見てください。
今回は、おしゃれな高級クラブ・ディスコ(インドの中で高級という意味で、日本人からしたら普通です)について解説していきます。
コンノートプレイスやハウスカスヴィレッジにあるすべてのお店は朝の1時に閉まるため、遊び足りないからその後にどこかに行きたい、もしくは初めからおしゃれなクラブ・ディスコに行きたいという方にはお勧めです!!
インド・デリーの高級ナイトクラブ・バー後編 【インド夜遊び上級者向け】
インドのほとんどの高級クラブ・ディスコ は5つ星ホテルの中にあります。(プネ、チェンナイ、ムンバイなども同様です)
残念なお知らせですが、ハウスカスヴィレッジにあるお店とは違い、女性のみや男女のグループかカップルしか入れません。(男性のみは不可)
ごくごくわずかですが、男性だけでも入店できるクラブもあります。しかし、一人あたり3000R(約5000円)します。(ちなみにインド国内でかなり高給と言われるているITエンジニアの平均月収は7~8万です)
その上、クラブによっては男女グループやカップルの場合でもゲストリスト(スタッフやプロモーターにあらかじめ予約した人たちの名前が載っているリスト)に名前がないと夜の12~2時以降は入場料がかかったりします。
インドのクラブは本当にガラパゴス化しています。
男性陣のみで行くなら、インドの夜遊びにかなり精通した上級者がいないとなかなか厳しいかと思います。
そもそもこの奇妙な入場規制は、変な男性が来ないようにし、かつ男性と女性の人数バランスを合わせるために値段設定を高くしているそうです。(女性は無料)
変な男性をブロックするために、値段を高くするのはいいですけどね………むしろ、そこに関しては日本のクラブとかも見習ってほしいな。日本のクラブは民度低すぎる人が多いんで。
しかし、せっかくのインドです。何としてでもおしゃれな高級クラブに行くことをお勧めします。
なぜなら、ここに来る女の子たちの美人なこと美人なこと。日本人の女性じゃとてもじゃないが、敵わないというレベルです。
ちなみにドリンクに関しては日本と同じくらいの値段か少し高いくらいだと思いますんでそんなに心配しなくて大丈夫です(笑)。
では、デリーのおしゃれな高級クラブを一つずつ紹介していきます!!!

Hyjack
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出典 : Hyjack
こちらは南デリーにあるルーフトップのラウンジバー(屋上)です。
ここでは毎週金曜日の夜10時〜朝1時まで遊んでました。
営業時間は21時〜朝1時です。
21時〜24時までは屋上でバー営業、24時〜朝1時までの1時間のみ下の階に移動してクラブ営業をしています。
すいません、、、、、ここはおしゃれな高級クラブではないんですが、、、、どうしても紹介しておきたいので書きました。
なぜ私がHyjackを勧めるかというと、小規模なお店で、かつ、来ている人達のほとんどが外国人もしくは外国人好きのインド人だからです。
そして大きな高級クラブのプロモーター(イベントを企画したりしてクラブにお客を呼び込み、入った客の人数に応じてクラブから報酬を得ている人のこと)達もかなりいます。
つまり、ここなら朝1時以降に盛り上がる大きなクラブに行くグループ、女子やプロモーターと友達になりやすいため、誰かを誘っていくのに一番適した場所なんです!
実際に私はHyjackで会社以外のインド人の友達ができ、またチベット人やアフリカ人のプロモーターと知り合いになることができたため、その後は、いろんなクラブに入場料無料で連れて行ってもらい、ドリンクも一杯だけでしたが無料でもらっていました。
また、 Hyjackではゲストリストのお客はドリンククーポンがもらえて、ドリンクが3杯まで無料です。
うん………至れり尽くせり。
Priveé
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出典 : Priveé
シャングリラズエロスホテル(Shangri-La’s – Eros Hotel)内にあるデリーNo.1と言われているクラブです。
音楽は洋楽がほとんどで、ドリンクは日本と同じくらいの値段です。
わたしは毎週金曜日の朝1時〜5時まで遊んでました。何故か必ず、日本大使館の方も毎週末遊びに来てました笑。
今週末もデリーNo.1のクラブpriveeでしたとさ。 pic.twitter.com/DRTsN2uIEN
— Kazuritsar | カズリトサル (@kazu_ritsar) May 26, 2019
以前に警察が抜き打ちで立ち入りをし、未成年が飲酒していたため(インドのクラブは女の子には甘く、未成年でも普通に入店させてます)、しばらく営業停止になっていましたが、現在は無事に営業を開始しています。
混み具合はまあまあと行った感じですが、店内が人でごった返すというほど混んだ状態を見たことはないです。むしろ、朝3時くらいになると急に人が帰り始めます。( Priveé だけでの話です)

正直インドNo.1というには物足りなく、あまり大きいクラブでもないです。(あくまでインド人がNo.1といってます)
それと、インドのこうした高級クラブ・ディスコはロシア人女性のダンサーやスタッフを雇用してVIP席の客にロシア人女性をあてがっています。そうした光景をPriveéも含め、何度も目撃しました(笑)
Playboy Club New Delhi
Playboyはサマラットホテル(Samrat Hotel)の中にあり、デリーではかなり大きいクラブで、平日だろうが週末だろうがいつ行っても人でいっぱいです。(美人も多い)
音楽は洋楽がメインですが、インド系の音楽も少々流れます。
PlayBoyはVIP層の客に力を入れており、VIP席の値段はなんと20万~40万かかります!!これにシャンパンやらなんやらが加わったらとんでもない値段になりますね、、、
VIP層は飲食店や不動産の経営者が多いそうで、知り合いのプロモーターの話では、いきなり高級シャンパンで腕時計を洗い始めたりするそうです。カオスです。日本のクラブのVIPとは使う金額が全然違います。(もう一度言いますが、インド国内で高給取りと言われるているITエンジニアの平均月収は7~8万です、、、格差、、、、 )
昨日はデリーのplayboyと言うクラブへ。 pic.twitter.com/v1UEhlxXuj
— Kazuritsar | カズリトサル (@kazu_ritsar) June 16, 2019
店内ではロシア人女性ダンサーやウェイターが決まった時間に楽しそうにお立ち台で踊り、インド人男性が群がって写真やら動画を撮っています。時々、カザフスタン人の売〇婦もいたりします。
結構頑張ってイベントを組んだり、海外アーティストを呼んだりしていてなかなか熱心なクラブです。
わたしは毎週木曜日と日曜日の朝1時〜5時に行っていました。個人的にはデリーの中でTop3に入るくらい好きなクラブです。
ちなみに、このサマラットホテルにはplayboyを含めて三つのクラブがあります。一つのホテルの一階部分に三つのクラブが並んでいるのはちょっとあまり見ない光景ですよね。私はサマラットホテルを誠意をこめて、Naughty Hotelと呼んでいます(笑)
SoHo-Delhi
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出典 : SoHo-Delhi
Sohoはザ アショックホテル(The Ashok Hotel)内にあるクラブです。先ほど紹介したPlayboyが入っているSamrat hotelのすぐ裏側です。
残念ながら、1回だけしか行くことができませんでしたが、最新の洋楽をいち早く流しているクラブです。
インド系の音楽は5%も流れません。洋楽が95%以上のかなり珍しいクラブです。
デリーのクラブ、Soho
— Kazuritsar | カズリトサル (@kazu_ritsar) July 11, 2019
ここはインドでは珍しく、8割が英語の曲だった。これはかなりレア!! pic.twitter.com/KNUd8YiQte
ちなみに、このSohoのフロアにいたインド人女性が私に近づいてきて私の手を引っ張り、一緒に踊ってくれました(笑)。良い思い出です(そのときにかかっていた曲は Camila CabelloのSeñorita。一生忘れないでしょう) 。
PriveeがインドNo.1と言われているみたいですが、広さ・大きさに関して言えば、Sohoがデリーのクラブの中で1番大きく、VIP席の数もかなり多いです。
フロアが広いゆえなのかどうかわかりませんが、フロア内は結構スカスカです。しかし、VIP席は結構お客がいます。うーん、なぜだかわかりません(笑)。
Sohoは内装、広さや音楽という点ではピカイチなんですが、盛り上がりにはいまいち欠けるというのが最大の欠点です。
Roar
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出典 : Roar
RoarはNehru Placeというエリアに位置しているエロスホテル(The Eros Hotel)の中にあるクラブです。後で紹介するMNKY HOUZというクラブの隣にあります。
店内は狭すぎず広すぎずという感じで、まぁ、ちょうどいい広さです。音楽は洋楽が95%です。インドの音楽はあまり流れません。あまり詳しくはないのですが、HipHop系が多い印象があります。
ゆえに、アフリカ人が週末にはまあまあいますし、 アフリカ人以外では白人のモデルたちが遊びに来ています。また、Roarでもお立ち台ではロシア人女性ダンサーや仮面を被ってコスプレをしたダンサーが踊ってます。
なんか、今まで行ってたやつが潰れたため、今日はデリーのRoarというクラブへ pic.twitter.com/Dn3DgcU8da
— Kazuritsar | カズリトサル (@kazu_ritsar) May 31, 2019
毎週、ロシア人女性ダンサーや仮面をしたダンサーのコスプレの衣装が変わり、インド人が写真を撮りまくっています。
わたしは毎週火曜日とまれに金曜日の朝1時〜5時に行っていました。
いつ行ってもかなり混んでいます。
MNKY HOUZ
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出典 : MNKY HOUZ
MNKY HOUZは先ほど紹介したRoarと同様に、Nehru Placeに位置しているエロスホテル(The Eros Hotel)の中にあるクラブです。(Roarの隣にあります)
ちょっと狭いですが、土曜日にはとんでもない美人が続々と集まってきます。おそらく、デリーの中で1番きれいな女性たちはこのクラブに遊びに来ている人が多いです。
残念ながら、わたしは水曜日に一度行ったことがあるだけです。しかし、そのときにも大変綺麗な女性たちがいました!(美人のインド人女性と話をしているだけで楽しいです)
デリーのクラブ、MNKY HOUZ
— Kazuritsar | カズリトサル (@kazu_ritsar) July 10, 2019
デリーは平日でもクラブに人が溢れてます。12時ー9時というシフトがあることが理由なんですかね? pic.twitter.com/BxhnLLmMEQ
そして、音楽は90%洋楽です。Sohoと同様に、DJのセンスが良かったなという印象があります。
店内の混み具合はRoarと同じくらいで、猿のぬいぐるみを着たマスコットやロシア人女性ダンサーが踊ってます(笑)。
インスタ映えするのかどうか知りませんが、マスコットと綺麗なインド人と一緒に写真を撮りに行ってみるのもいいかもです。
Key Nightclub
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出典 : Key Nightclub
Keyはすでに紹介したサマラットホテル(Samrat Hotel) の中にあるplayboyのすぐ横に位置しているクラブです。
洋楽が60%~70%ですが、DJによってはインドの曲も結構流します。
毎日水曜日の朝1時〜5時に行ってましたが、平日でもそれなりに人が来ています。
今日はデリーのkeyというクラブへ!! pic.twitter.com/to7xCbQNz0
— Kazuritsar | カズリトサル (@kazu_ritsar) June 1, 2019
お馴染みのロシア人女性ダンサーもいます (笑) が、デリーのクラブの中ではかなり狭くて小さいクラブで、正直あまり楽しくはないですね。
ロシア人ダンサー ロシア人ダンサー お世話になったチベット人プロモーターとインド最後の夜遊び
ちなみに、ここでもインド人の女性が一緒に踊ってくれました!(笑)
Keyはあまり好きなクラブではないのですが、帰国日の前日に、インド駐在最後の夜遊びをした場所であるため、なぜか思い入れのあるクラブになってしまいました、、、
Agni
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出典 : Agni
ここはザ パークホテル(The Park Hotel)の中にあり、 コンノートプレイスからUberで10分くらいの場所に位置しています。
高級クラブでは逆に珍しいのですが、音楽は9割インド系です。他のクラブとは少し違いますね。店内は立ち飲みバーみたいな感じで、Keyと同じくらい狭いです。
おしゃれな高級クラブとして分類されていますが、正直、ハウスカスヴィレッジのクラブに少し毛が生えた程度です。
土曜の夜はagniで! pic.twitter.com/6iskja7z4h
— Kazuritsar | カズリトサル (@kazu_ritsar) May 18, 2019
そして、Agniにはかなりのインド人・カザフスタン人の売〇婦がいます。見たら1発でわかります。ケバい、少し歳いってる、露出がかなりといった基準です。
友達のプロモーターがオーガナイズしていたので、毎週土曜日の朝1時〜5時にいってましたが、絶対にお勧めしません!!

しかし、次に紹介するKitty Suと同様に、男性だけでもお金を払えば入れてくれます。しかも1000R~3000Rくらいです。(お金を払って入ったことがないのでちょっと定かではないですが3000Rを超えることはありません。)
お金を払えば入れてくれるという意味では、インド夜遊び初心者にとっては良いかもしれないです。
Kitty Su
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出典 : Kitty Su
Kitty Suはザ ラリットニュー デリーホテル(The LaLiT New Delhi Hotel)の中にあるクラブです。
初めて行こうとした時に、運悪く警察の立ち入りがあり、その日の営業が中止になってしまったため、入店することができませんでした。その後も一度も行けませんでした、、、
ただ、ここに行ったことのある日本人の知り合い曰く、「別に普通です」。だそうです(笑)
平日にはドラッグクイーンのイベントなどがあります。(ですので、ゲイの方にはお勧めのクラブです。)
で、朗報ですが、Kitty Suも基本的には女性のみ、カップルか男女グループしか入場できませんが、男性のみや男性グループでも、1人3000R支払えば入場できます!!(先ほど紹介したAgniもお金を払えばいれてくれます。)
一緒に行ってくれる女性がいないけど、どうしてもインドの大きな高級クラブに行きたい人は、Kitty Suに行ってみるのもありですね!!
Club BW
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出典 : Club BW
ここはザ スルヤホテル(The Suryaa Hotel)の中にあります。残念ながら、一度も行くことはできませんでした。
デリーで唯一、プロモーターを使っていないクラブです。
カップルや男女グループでの入場は、ゲストリストに自分の名前を入れてもらい、24時までに入場すれば 無料です。それ以降はお金がかかります。
男性のみではお金を払っても入れません。
インドに友達がいない人やふらっと来た旅行者にはかなりハードルが高く難関です。
お勧めはしません。止めときましょう。
まとめとアドバイス
どうでしたか?行ったみたいクラブはありましたか?
個人的に楽しかったクラブはMNKY HOUZとPlayboyですね。
お金を支払えば確実に入店できるのはKitty SuとAgniです。(その他のお店はお金を払って入れるときと入れないときがあります)
お金をかけたくないなら、ハウスカスヴィレッジ、もしくはhyjackで一緒に行ってくれる女性を見つけた後にぜひ行ってみてください!!(女性はそのまま行けば何の問題もなく入れるのでご心配なく)
もし、 ハウスカスヴィレッジやhyjackで一緒に行ってくれる人を見つけられなかったら、奥の手として最後の手段を使いましょう、、、、
その最後の手段とは、ずばり、おしゃれな高級クラブに入ろうとしている女性グループに、”クラブに入りたいけど男性だけだと入れないから助けて”と懇願することです(笑)。
まあ、手段というほどでもないですし、かなり惨めです(笑)。でも意外とそこから仲良くなったりして、中で一緒に飲んだりダンスをするという展開もあるんで案外悪くないかもですよ。
ちなみに、このやり方で話しかけたインド人の女性グループに、あなたほかのクラブで先週見たわよと言われて仲良くなりました。
千載一遇。出会いの形は十人十色です。くだらないプライドは捨ててインドの夜を楽しんでみてはいかがでしょうか。
もし、もっと写真や情報が欲しいという方がいらっしゃったら、以下の二つのインスタグラムのアカウントをチェックしてみてください。
Official Urbanticは私がお世話になったインド人のプロモーターたちが運営しているイベントの情報アカウントで、DELHI NIGHTCLUBSはデリー中の夜遊びスポットの写真を毎日アップしています。
以上、インドの夜の帝王による、2回にわたったインドの夜遊び解説とアドバイスでした。

インド駐在者や旅行者の夜遊びに革命が起きるだろう。
インド人が一番好きで、インドのクラブで必ずかかる洋楽は
SiaのCheap Thrills ft. Sean Paulという曲です。(PriveeとAgniの紹介欄にあるtwitter動画で流れてる曲)